新築外構 ~ 落ち着きのある 和モダンの庭 ~
古民家風の建物が好きだというHさん。
お庭にも、落ち着いた空間を求めていらっしゃいましたが、同時に『落ち着きすぎない』ことも望んでいらっしゃいました。
また、デッキでお茶をするときなど、通りからの視線が気にならないような目隠しもご要望の一つでした。
基本はオープンで、それでいて落ち着ける空間を大事に考えてデザインされています。
Hさんのお庭づくりで一番のポイントになったのが、駐車場の取り合いです。
前の道路が限られたスペースでしたので、出入りがしやすく、また駐車しやすいよう、いろいろと考慮してご提案し、Hさんとも話し合った結果、道路と並行に駐車するデザインに決まりました。
全体的にはあまり多くの色を使わず、『白・茶・緑』の色使いで統一しています。
そうすることで、落ち着いた空間でありながらも、落ち着きすぎず、明るい和モダンの雰囲気が生まれ、また、永く使っても飽きの来ないエントランスになります。
植物に関してはローメンテのものがご希望でしたので、あまり手のかからないものを選びました。
足元の下草に使われている「オカメザサ」もあまり手入れはいりません。伸びすぎたら適度なところで剪定して(剪定時期:2月・9月頃)、傷んだ葉は根元から切って更新させるときれいな状態を保てます。
通りからの視線はウッドフェンスで防いでいます。デッキの横に植えたモミジは、後ろにウッドフェンスのスクリーンがあるので、濃い茶色とグリーンのコントラストがきれいでとても見映えがします。