新築外構 ~昔からそこにあったような佇まいのエントランス~
アプローチに建てたあずまや風の構築物は、
エントランス塀とくぐり門を兼ね備えています。
新築の建物でも古材を使ってお庭を造ることで、
昔からそこにあったような佇まいを演出できます。
門塀の裏側には、周りの植物に水やりしやすいよう、
水道を組み込みました。
立水栓はここの他に、デッキの上にも設置しました。
隠れ家風の旅館に入っていくような、しっとりとした雰囲気です。
古い枕木がアプローチに使われていますが、古い枕木はとても味わいがあります。
それは時々、小さな穴が開いていたりすることもありますが、その穴に植物を植え込んでみると、それまでとはまた違う味を出してくれるものになります。
自然のものはいつか朽ちていきますが、それによって日本特有の“わび”や“さび”を感じられたり、「穴に植物を植え込む」など朽ちていくものを利用し、また違う味のあるものにすることで、心の豊かさを感じられたりします。